浮世絵・伝統木版画は繊細な神経と高度な技術の彫り・摺りが求められる!!木版画の素晴らしさ美しさ楽しさを伝える、匠木版画工房ふれあい館!!☆木版画教室生徒募集中☆


by takumihanga
先日の東京都美術館での板院展では、素晴らしい作品を出品された櫻井さんは、原点に戻り、私の教室では練習彫りに汗を流しております。

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二回の作品を大成功に終え、稽古彫りを進めていた石田さんは、更に難しい楷書・行書・草書文字に挑戦することになりました。
浮世絵の彫師は浄瑠璃文字を始め、北斎の繊細な線彫りを修行しますが、石田さんはそれに負けずに、この難しい文字に挑戦しています。なかなか筆順通りに小刀をすすめるのではないため、悪戦苦闘しておりますが、この文字を完成する時には高度な技術を取得することは間違いないと思います。

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先月から来られたS さんは、練習彫りに余念がありません。初めはなかなか線通り彫れませんでしたが、生真面目な性格のため、基本に忠実に彫り進み、今では見事に線通り彫れる様になりました。

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U さんも新しく始められた生徒さんのため、S さんと同じく練習彫りを頑張っておられます。

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前回に続き、作品作りに取り組む萩原さんは、地墨線の間透きに入っておりましたが、納得のいかないところが出てきますと、小刀を取り出し、直し始めました。


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年画の校合摺りを終え、色分け・色注しを始めたた石川さんは、色版の見当付けに入りました。

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木版画って本当に楽しいですね~☆彡 \(^^@)/
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# by takumihanga | 2014-07-26 09:00 | 浮世絵・木版画教室
次々と作品作りに取り組む萩原さんは、横浜の山下公園を中心にスケッチに行きました。今回は、第2弾として、アイスクリーム売りの風景を描かれました。
地墨線は細い線が全体的に多く、小刀を終え間透きに入りましたが、なかなか終わりません。


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九州からこられたHさんは、練習彫りを終え、いよいよ固い山桜の稽古彫りに入ります。
皆さんと同じように、浄瑠璃文字と鹿の子模様に挑戦です。板に貼り終わり、手擦りに入りました。
桃栗三年柿八年と言いますが、手擦りもキレイにできるまでは、三年の修行を要します。しかし、そんな時間はありません!初めての手擦りですが、かなり上手にできてます。

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中国の年画に取り組んでおられる石川さんは、新作の作品の地墨が彫り上がり、校合摺りに入りました。
年画ですので左図と右図があります。今回の年画は色数も多く、校合摺りも20枚以上になっています。
細い線の集合ですが、今回は無駄彫りも多く、せっかく彫ったのも後で取らなくてはなりません。

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木版画って本当に楽しいですね~☆彡 \(^^@)/
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# by takumihanga | 2014-07-24 18:00 | 浮世絵・木版画教室
7月6日(日)、充実した初日の研修会を終え、二日目の朝は、ホテルを出発して、「㈱矢代仁」様 室町二条社屋にお伺いすることになりました。
矢代仁様は創業294年という江戸時代から続く老舗で、日本で初めて機械織り西陣を作り上げた素晴らしい御社です。
生徒の O さんのご実家でもあり、矢代一社長様のお話を頂戴し、岡本部長様の伝統ある矢代仁様のご説明を頂きました。今回は特別に丸岡正男先生のロウケツ染の実演を拝見させて頂きました。



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丸岡先生のご厚意により、体験コーナーを設けていただきました。勿論、トップバッターは、好奇心旺盛な志波さんが挑戦しました。
温めたロウを冷めないうちに手早く絹地の上に描くのは至難の業で、かなりの技術が必要となります。
なんと、志波さんは短時間で描き始め、丸岡先生も感嘆してました。
志波さん、ロウケツ職人にならないで木版画職人で頑張って下さい。(...不安)

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続いて、彫師の長尾さんが挑戦。普段から版下描き精通しているため、容易に出来ると思っていましたが、やはりかなり難しいものでした。

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今回は、矢代仁様の歴史ある重宝を展示していただき、また、木版画(明治・大正・昭和初期)の見本帳を数多く蔵から出していただき、満喫するほど拝閲させて頂きました。
ただ、あまりにも点数が多いため、短時間では拝閲しきれなく、是非、来年もお伺い致し、拝閲させていただきたいと、全員異口同音の意見でした。
矢代仁様、お願い致します!

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お昼が過ぎ、名残惜しくも矢代仁様を跡にして、旧社屋の前で記念撮影致しました。
午後からは、それぞれ各人が京都の思い出を作るため、時間の許す限り散策されました。


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2日間に渡り、京都の研修旅行も充実し、最高の思い出を作つことが出来ました。
本当に楽しかったです☆ \(^^@)/



木版画って素晴らしいですね!
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# by takumihanga | 2014-07-15 18:00 | 浮世絵・木版画教室
7月5日、6日 久しぶりに研修旅行に行くことが出来ました。
今回は生徒の萩原さんと、石川さんの計画の元、盛りだくさんの内容となりました。
それぞれ各自宅を5時過ぎに出発、前夜に出発した若者もいました。

初日は東大路丸太町にある、『まつ九・京都版画館』に向かいました。京都版画館では、徳力富吉郎先生のご子息の徳力みちたかさんがご案内して下さいました。
お話の中では、京版画の素晴らしさを残しつつ、生活に密着した版画の新しい取り組みにご尽力しておられる様子をお聴き致しました。
三階の版画館では、国宝の孔雀明王(1300度摺り)を始め、大正時代・昭和初期の素晴らしい木版画や、現代に至る木版画まで数多くの大作を拝見させて頂きました。


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引き続き向かいました所は、京都の伝統工芸品を一堂に紹介している『みやこめっせ』で京都の代表的な伝統工芸品を心ゆくまで拝見させて頂きました。丁度今回は京扇子の製作工程を拝見し、伝統工芸師にご説明いただきました。

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京都の藤澤洋先輩の案内により、八坂の五重塔を背にして、八坂通りを建仁寺に向かいました。
世界一小さな浮世絵博物館を経営している摺師の市村さんを訪ね、色んな作品を拝見させて頂きました。
また、私が17年間修行した菊田先生の工房の前を通り、今回の研修旅行のメインであります佐藤木版画工房に向かいました。

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16名全員が佐藤木版画工房にたどり着き、摺師の佐藤景三先生(浮世絵木版画彫摺技術保存協会京都支部長)のご提案で2班に別れ、8名は佐藤先生の京都摺りの素晴らしい作品を一堂に拝見させていたできました。別班の8名は、番頭役の中山さんの摺り、女性で凄腕の平井さんの摺り、雅堂さんで勉強されて来られた原田さんの摺りを堪能させて頂きました。
皆さん、ご親切に手を止めてまで、こと細かくお教え頂き、感謝と感動の研修会になりました。
佐藤先生はじめ、皆さん本当に有難うございました。

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私が17年間修行した晩年は、菊田先生と共にした懐石料理『笹舟』で版画教室の皆さんと夕食をすることにしました。
笹舟の大将は、若くして独立し、一代でここまで素晴らしいお店を構え、最高の懐石料理を振舞っているため、宮川町の舞妓さん・芸子さんを連れて、有名人や実力者が数多く来られております。
新鮮なお刺身は勿論、梅肉で食べた鱧おとしは美味でした。また、創作料理は最高の作品を出していただき、生徒さん皆さんが満足して笹舟を後にしました。


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京都時代の友人のご令嬢さんが宮川町の舞妓になられ、今回はその方のご紹介で宮川町で一番大きいお茶屋さん「駒屋」のHANARE(はなれ)に全員で行く事になりました。
舞妓さんのとし愛(ちか)さんと、芸妓さんのとし真菜(まな)さんの舞や、お話に皆さん大喜びでした。
来年もまた来たいね、と言いながら記念撮影をして一日目を終えました。


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京都のおもてなしの心を沢山振舞って頂きました。\(^^@)/
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# by takumihanga | 2014-07-10 18:30 | 浮世絵・木版画教室

作品摺り

深谷から来られている S さんは、切り絵作りの名人です。普通の切り絵ではなく、ほとんどの方ができないほどの複雑な作品を作っておられます。
今回も、私の作品を自ら彫って摺りたいと、浮世絵・歌川広重の名称江戸百景「びくにはし雪中」の作品に挑戦されました。細かく細い彫りや、雪の白抜き等、難解な場所が数多くありましたが、見事に繊細に彫り上げました。ぼかし摺りもあるため難しいですが、頑張って素晴らしい作品作りに取り組んで下さい。
下地摺りの一部が終わりましたが、これからぼかし摺りに入ります。

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木版画って本当に楽しいですね~☆彡 \(^^@)/
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# by takumihanga | 2014-07-01 09:00 | 浮世絵・木版画教室